ディフェンド? ”最後の一撃” 31
由宇が立ってたところにはたくさんの羽の弾丸が突き刺さった。そこには土煙が広がった。
「フッ・・・終わったな」
と、言うとリオの背中から羽が消え地面に下りてきた。だんだんと、土煙が消えてゆく。 その中には、倒れている由宇の姿があった。由宇の体には、何本もの羽が突き刺さったいる。
「!」
リオは、地面が少しゆれていることに気づいた。
ズドドドド―――ッ!!
「!!」
凄い地響きと共に地面の中から先の尖った大木が飛び出してきた。リオは、空を飛び間一髪でそれをかわした。
「・・・避けられたか・・・」
「なにっ・・・!」
由宇の声がする。リオは、倒れている由宇の方を見る。
確かに止めを刺したはず・・・。
と、リオはさっきの声は空耳だと自分に言い聞かせる。だが、また同じ声が聞こえた。
「何処見てんだよ?」
「!」
それは、空耳ではなかった。こんどは、ハッキリと聞こえる。リオは、声が聞こえた方を見る。そこには、由宇が立っていた。
「お、御前・・・。確かに止めを刺したはず・・・」
すると、由宇はニッと笑って言う。
「それって、あの偽者のこと?」
「偽・・・者。だと・・・」
「そうだ。それぞれの能力によって、自分の偽者を作れるんだよ・・・」
と、言うと同時に木がリオの体を動けなくした。リオは、一瞬のできごとで驚きながらも、必死で逃げようとしている。
「無駄だ。絶対に逃げられない」
すると、由宇の体は木によって大砲のように飛ばされ、凄いスピードでリオの方へ飛んでくる。由宇は、こぶしをつくって思いっきり振り上げた。
「ぐはぁっ・・・!」
こぶしは、リオの顎に直撃た。すると、リオを捕らえていた木が消え、リオはまっさかさまに地面に落ちていった。由宇は、上手く着地したが、すぐに倒れこんだ。
「はぁっ・・・、身代わりを使うのは・・・やっぱキツイな・・・」
息を切らしながら言う。由宇は腕にしてあるブレスレットを見る。そして、震える手でボタンを押した。
「・・・!」
由宇の体は、黄色い光を出しながら消えてゆく。そして、源二のもとへ行って手当てを受けるのだ。
「啓吾・・・。俺、勝ったぞ!」
それを言うとすぐにスゥッと由宇は消えた。
由宇VSリオ
○ ×
「フッ・・・終わったな」
と、言うとリオの背中から羽が消え地面に下りてきた。だんだんと、土煙が消えてゆく。 その中には、倒れている由宇の姿があった。由宇の体には、何本もの羽が突き刺さったいる。
「!」
リオは、地面が少しゆれていることに気づいた。
ズドドドド―――ッ!!
「!!」
凄い地響きと共に地面の中から先の尖った大木が飛び出してきた。リオは、空を飛び間一髪でそれをかわした。
「・・・避けられたか・・・」
「なにっ・・・!」
由宇の声がする。リオは、倒れている由宇の方を見る。
確かに止めを刺したはず・・・。
と、リオはさっきの声は空耳だと自分に言い聞かせる。だが、また同じ声が聞こえた。
「何処見てんだよ?」
「!」
それは、空耳ではなかった。こんどは、ハッキリと聞こえる。リオは、声が聞こえた方を見る。そこには、由宇が立っていた。
「お、御前・・・。確かに止めを刺したはず・・・」
すると、由宇はニッと笑って言う。
「それって、あの偽者のこと?」
「偽・・・者。だと・・・」
「そうだ。それぞれの能力によって、自分の偽者を作れるんだよ・・・」
と、言うと同時に木がリオの体を動けなくした。リオは、一瞬のできごとで驚きながらも、必死で逃げようとしている。
「無駄だ。絶対に逃げられない」
すると、由宇の体は木によって大砲のように飛ばされ、凄いスピードでリオの方へ飛んでくる。由宇は、こぶしをつくって思いっきり振り上げた。
「ぐはぁっ・・・!」
こぶしは、リオの顎に直撃た。すると、リオを捕らえていた木が消え、リオはまっさかさまに地面に落ちていった。由宇は、上手く着地したが、すぐに倒れこんだ。
「はぁっ・・・、身代わりを使うのは・・・やっぱキツイな・・・」
息を切らしながら言う。由宇は腕にしてあるブレスレットを見る。そして、震える手でボタンを押した。
「・・・!」
由宇の体は、黄色い光を出しながら消えてゆく。そして、源二のもとへ行って手当てを受けるのだ。
「啓吾・・・。俺、勝ったぞ!」
それを言うとすぐにスゥッと由宇は消えた。
由宇VSリオ
○ ×
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