スカバンburn!!最終章 -27-
光希は波音と猛が行ってしまったのを確認してから学校をでてスタジオへ行く途中にある公園に向かった。
光「…(多分あいつらやろうな…)」
公園にあがる階段をのぼるとやはりあの二人がいた
光「やっぱり」
「遅かったやん」
光「なんか用?」
「正々堂々勝負してやろうと思って」
「うちらあんたにむかついてんの!」
「いきなり学校来てけえちゃんらに近づきやがって」
光「…(勝負って…ただ直接悪口言ってるだけやん)」
「ほんま調子のんなよ!」
光「別に調子のってないし」
「ああ?!」
光「あんたらのさ、その性格の悪さがいけないんじゃないん?」
「はあ?」
光「そんなんやからいつまでも片思いやねん!ほんまに近づきたいならまず性格直せば?」
「!?」
「むかつく!」
バンッ
美咲に押され光希を後ろの階段にむかってバランスを崩した。
光「!!(やばっ…)」
「危ないっ!」
彩花が叫び目を瞑る。それと同時に誰かが光希の背後にまわり受け止めた。そのため光希は階段から落ちることなく、その誰かと共にその場に尻餅をついた。
「…!?」
光「…え…?」
「…何で…」
?「…痛っ…」
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