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春夏秋冬〜君へ贈る〜

[388]  Yu  2006-08-21投稿

春──・・

窓を開けると
暖かい風が花の香りを
運んで来る

瞳を閉じてそっと
耳をすませば
どこからか聞こえてくる

春風達が草を
撫でる音

鳥達の歌が・・
私の恋を奏でた。


夏──・・

燃えるような
太陽の光に
身を焦がす

虫達の冴えずを
聞きながら

空を流れる
星達の下で・・

私は貴方の
夢を見た。


秋──・・

鈴の音を
聞きながら

少し冷たい風が
肌を撫でる。

どこか
心寂しい

自分を、
掻き消すように

布団を抱き締めて
涙を流し眠った。


冬──・・

耳をすましても
虫達の歌は
聞こえ無い

花達を撫でる
風の音も無く

静かな世界に
天から真っ白な
天使が降り注ぐ。

マフラーに顔を
埋めながら、
貴方を想いながら
頬を赤めた。






貴方と過ごした
春夏秋冬──・・

今まで、
見過ごしていた
些細な幸せを
心で感じた。



そして──・・

今年も春が
足早く通り過ぎて行く。


貴方に恋して
約1年3ヶ月が
立ちます──・・

私は今も変わらず
貴方を想っています。


貴方の隣で
笑っていられる
春夏秋冬を

ずっとずっと・・
待ちながら
貴方への恋は
花達のように、

踏まれても
摘ませても
負けないで──・・

今まで生きて
来ました。


いつか
私達の花が
満開に咲くように

貴方がいない
春夏秋冬を──・・

いい思い出に
なるように・・



大切にします。


感想

  • 3326: 詩でした? [2011-01-16]

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