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レジェンズ・ドリーム

[467]  山田  2006-08-21投稿
…起きたらだめよ…私を忘れないで…助けに来てね…絶対に…
「マサト朝だぞ!!マサト起きろ!!学校遅刻するだろうが〜」
(ん〜夢か…。誰だろう、さっき女の子…) 「寝ぼけてんのか!さっさと飯食えよ」 「は〜い!!」 さっきから大声で起こしに来たのはマサトの父、憲二である。マサトの母親は、マサトが小学校に入学が決まったと同じくらいに病気でなくなった。マサトは現在小学校五年である。正直マサト自身あんまり母親を覚えていない。覚えているのは病室で「…お父さん…を…よろしくね…」と言われ息を引きとったことぐらいだ。その夜憲二はマサトに対して謝った。
「ごめんなぁ…。さびしくさしてごめんなぁ…オレ、がんばるからなぁ…。」、と。
マサトから見ても憲二は立派な父親だと思う。仕事をしながらも千代の代わりを完璧にこなしていると思う。 しかし今日だけはちがった…マサトが小学校に行ったその日、父親が倒れた。五年間無理をしてきたからであろう。急いで学校の先生に事情を説明し、病院に向かった。 父親の病室の前までくると、話声が聞こえる。どうやら千代の母親が来ているようだ。
「憲二さん、大丈夫かー?いつかこうなると、思ってたけど… 無理しなさんな。」
「いや、いいんですよ。僕は、あいつの父親なんですから…」
「でも…。実はなうちの旦那と前から相談しとってんけどなぁ…。マサト君、私んとこで預かろか?今後もこんなことがあったらマサト君に心配かけされるだけやで?」
「・・・分かりました…。相談してみます…。」
思わずマサトは走り出していた…。
(僕はどうなるんだろう…。)訳も分からず親友のワタルの家に向かって行った…。

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