携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンル >> 野獣の終焉(三)

野獣の終焉(三)

[419]  2010-03-17投稿
沖田は
拳法という競技では
素質は随一だが

私は早くから
学生王座もしくは
全日本個人上位は
沖田は不可能と断言していた


冷静沈着だが
力勝負は絶対避けないから…

しかし沖田は
学生四段を取得し
(大学から拳法を始めての学生四段は年間一人出るか出ないかの難関)

新入生時は
黒帯除外のトーナメントを八回勝ち上がり優勝した

とにかく強かった

私は積極的に
ボクシングのアマ全日本王座や柔道部の全日本強化選手と殴りあったが

沖田は別次元の選手だった


沖田とはよく遊んだ

というか部内で
沖田と遊ぶのは
私しかいなかった…


当時は
四回生と一回生は
直接的に口を聞いてはいけないという
部内の規律はあったが

沖田の実力と迫力に
規律はあってないようなものだった


私が四回生時は
自分自身が学生王座を
目指してるのと
団体戦でも上位を目指してたので

かなり過酷な練習を
下級生に課していた


伏見稲荷神社の山道を
重量防具をつけて
走るという
私以外誰しも
できない練習も
沖田は平気でついてきた


次回は
少し沖田の人間性に
触れようと思う

〜四に続く〜

感想

感想はありません。

「 我 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス