バーチャル恋愛
時計を見ると、21時10分であった。まもなく大阪方面行き、新幹線のぞみ最終列車が来る時間だ。僕は、いま出張で東京に来ており、大阪への帰路についていた。
「まもなく、博多行き、のぞみ最終が到着します…」
プラットフォームには、アナウンスがながれ、ホームでは、いろんなドラマがあるような光景だった。
僕の脳裏にある記憶が蘇った。あれは、もう10年も前のことであった…
ある夜、僕は仕事を終え、帰宅しており、深夜、残した仕事をパソコンを使い片付けていた。夜も遅く疲れもあったので、僕は、息抜きがてら、遊び心で、あるサイトをクリックした。
クリックしたサイトは、コミュニティーサイトであり、どうやらチャットができると言うことで、初めて体験することであったが、興味深くやってみた。
画面通りに、僕は進んでみた。すると、なんと画面で会話できるみたいだった。僕は、すぐさま文字を打ってみた。
「こんばんは…」
すると…
「はじめまして…」
僕は、驚いた。相手が返事したのだ、これは、ゲームのような不思議な感覚に陥った。
つづく
「まもなく、博多行き、のぞみ最終が到着します…」
プラットフォームには、アナウンスがながれ、ホームでは、いろんなドラマがあるような光景だった。
僕の脳裏にある記憶が蘇った。あれは、もう10年も前のことであった…
ある夜、僕は仕事を終え、帰宅しており、深夜、残した仕事をパソコンを使い片付けていた。夜も遅く疲れもあったので、僕は、息抜きがてら、遊び心で、あるサイトをクリックした。
クリックしたサイトは、コミュニティーサイトであり、どうやらチャットができると言うことで、初めて体験することであったが、興味深くやってみた。
画面通りに、僕は進んでみた。すると、なんと画面で会話できるみたいだった。僕は、すぐさま文字を打ってみた。
「こんばんは…」
すると…
「はじめまして…」
僕は、驚いた。相手が返事したのだ、これは、ゲームのような不思議な感覚に陥った。
つづく
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