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alone 2=殺人鬼の少女=

[416]  兼古 朝知  2010-03-20投稿


「晶くぅぅん~」

名前を呼ばれた山口 晶(ヤマグチ アキラ)は振り返った。茶の混じった短い髪の、15歳の少年。

「おばちゃん?どーしたんだよ」

尋ねられた年増で小太りの女は、泣きながら言った。

「竹さんが…奥の林で死んでたらしいの~」

「タケさんが!?自神の奴等にやられたのか!?」

「そうらしいのよ~。あの人まだ30なのに…アタシゃ悲しくて涙が止まらないのよぉ~」

「……」

晶は何も言えなかった。
殺された…
また一人 死んだ…

「一体 誰が…」

「中村水鶴以外に誰がいるのよ?」

呟いた晶の背後から、樋口 夕(ヒグチ ユウ)の声がかかる。
真っ黒な瞳に真っ白な髪、低身長で晶と同い年の少女。

「やっぱし、かなぁ?」

「決まってるでしょ?」

夕は断定的な物言いだ。昔から夕はそうなのだが、晶はそれが苦手だった。

「水鶴…」

そう、中村 水鶴(ナカムラ ミツル)とは。

自神宗 教祖、中村 理一(ナカムラ リイチ)の娘にして、自神宗の中でトップクラスの剣の腕前を持つ少女だそうだ。

「晶…アンタ…」

「何でも、ねーよ」

晶はふいっとそっぽを向いた。

――晶と水鶴は幼なじみ同士だった。

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