携帯小説!(PC版)

疎外と朝沼

[286]  2010-03-21投稿

他人の渦 飲み込まれた 異次元世界
爪を立て 必死に抗うが 効果なし

諦めて 血しぶく春を待つばかり
命さえ た易く見える 茜色

所詮、誰もが自分ばかり
そんな事 解っていたのに

微かな希望 まだ信じてる
惨めな自分 消してしまいたい

膨らむ憎悪と孤独感 私は此処で朽ちるのみ

傘をください 今、降り落ちる雨さえ凌げれば
先の見えない未来に一つ 希望が咲くから

愛をください 初めての温もりを感じられたら
きっと私も誰かに優しくなれる気がした

そんな朝

涙はきっと見せないよ
素直になることが怖くて
怯えて 怯えて 私は一人
笑顔の自分に会いたくて
今朝も一人 他人のなかで
溺れて 溺れて…
苦しいよ 苦しいよ 苦しいよ

まだ期待してる...

感想

感想はありません。

「 楓 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス