知ってるよ。??
知ってるよ。
あなたの後ろ姿が優しい理由。
でも、あなた知らないでしょ。
あたしの後ろ姿が 寂しい理由。
――…??…――
『えっ!?のりちゃん無理なの?!』
朝の幸せな出来事を話した後に、一緒に手伝ってもらおうとのりちゃんにお願いしてみたけど…
『あたしも試合近いから部活なんだ。』
『のりちゃんと一緒がよかったのにぃ…』
どうしよう…誰か一緒に行ってくれるひと…!
誰か…
『あっ!』
――――――……『…で。なんで俺なの。』
『だってあたしが鈴木くんを好きってこと知ってるのゆうたとのりちゃんだけなんだもん!』
それに、ゆうたなら力仕事とかも任せられそうだし…。
『お願い!一生のお願い!』
『…小学校の時に一生のお願いは聞いてる。』
くそぉ…とっくに忘れたよそんなん!
『…じゃぁ、ゆうたのお願いもなんでも聞いてあげるから!だからお願い!』
とにかく誰か一緒に行ってくれないと…
『…ほんとに…?』
『え?』
『なんでも言う事聞いてくれるって。』
『うん!ほんと!ほんとだから!』
ゆうたは溜め息をついて、座り込んだ。
『…ゆうた?』
『……行けばいいんでしょ。』『…ッありがとゆうたぁ!』
これで大丈夫!
あたし頑張る!
3連休頑張るよ!
『でもさ、なんで1人じゃ嫌なの?』
『え…いや…』
泉先輩と2人で仕事するのが嫌なんじゃないの。
誰かと話しでもしてなきゃ
鈴木くんばっかり目で追っちゃって
鈴木くんの後ろ姿をみなきゃいけなくなる。
鈴木くんが目で追ってる人が
わかってしまう。
『…人数多い方が仕事も進むから…』
『ふーん…。』
ゆうたの顔が、やさしくなった。
『おれ仕事中うるさいよ。』
『え?うん。』
『だから、鈴木なんか見てる暇ないんじゃない?』
『それはやだ。』
ゆうたが笑ってあたしの頭をくしゃっとした。
夏なのに、風が少し 冷たい。
あなたの後ろ姿が優しい理由。
でも、あなた知らないでしょ。
あたしの後ろ姿が 寂しい理由。
――…??…――
『えっ!?のりちゃん無理なの?!』
朝の幸せな出来事を話した後に、一緒に手伝ってもらおうとのりちゃんにお願いしてみたけど…
『あたしも試合近いから部活なんだ。』
『のりちゃんと一緒がよかったのにぃ…』
どうしよう…誰か一緒に行ってくれるひと…!
誰か…
『あっ!』
――――――……『…で。なんで俺なの。』
『だってあたしが鈴木くんを好きってこと知ってるのゆうたとのりちゃんだけなんだもん!』
それに、ゆうたなら力仕事とかも任せられそうだし…。
『お願い!一生のお願い!』
『…小学校の時に一生のお願いは聞いてる。』
くそぉ…とっくに忘れたよそんなん!
『…じゃぁ、ゆうたのお願いもなんでも聞いてあげるから!だからお願い!』
とにかく誰か一緒に行ってくれないと…
『…ほんとに…?』
『え?』
『なんでも言う事聞いてくれるって。』
『うん!ほんと!ほんとだから!』
ゆうたは溜め息をついて、座り込んだ。
『…ゆうた?』
『……行けばいいんでしょ。』『…ッありがとゆうたぁ!』
これで大丈夫!
あたし頑張る!
3連休頑張るよ!
『でもさ、なんで1人じゃ嫌なの?』
『え…いや…』
泉先輩と2人で仕事するのが嫌なんじゃないの。
誰かと話しでもしてなきゃ
鈴木くんばっかり目で追っちゃって
鈴木くんの後ろ姿をみなきゃいけなくなる。
鈴木くんが目で追ってる人が
わかってしまう。
『…人数多い方が仕事も進むから…』
『ふーん…。』
ゆうたの顔が、やさしくなった。
『おれ仕事中うるさいよ。』
『え?うん。』
『だから、鈴木なんか見てる暇ないんじゃない?』
『それはやだ。』
ゆうたが笑ってあたしの頭をくしゃっとした。
夏なのに、風が少し 冷たい。
感想
感想はありません。
「 やまだ 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。