番外編 スカバンburn!! うちの特等席 (5/5)
「…ごっ…ごめんなさい!」
晴香と勇斗は手を繋いで泣いていた。
美「怒られるって思ってるみたい」
美弥が教えてくれた。
うちは黙ったまま二人に近寄り抱きしめた。
「はーちゃん…?」
波「ごめん…今はうちは何もできひんけど…うち…絶対にまたすみれ園、復活させてみせるから…だから、それまで待ってて」
「…うん!」
その様子を見て猛は微笑んだ
――波「タケー!疲れたあ!」
猛「おぶってあげる!」
タケが背を向けしゃがむ
波「わーい!」
美「あっれ〜?最近波音、体重増えたんじゃなかったっけ〜?」
波「むっ…汗」
猛「大丈夫!俺、男やもん!俺に任せて!!」
いつものように笑うタケ。
いつものように飛び乗るうち。
あれから家の中は寂しくなった。毎朝寝起きの悪いタケを起こす必要もない。
でも寂しくなんかない
また皆に会えるってわかってるもん
秋「ええな〜」
波「ええやろー?」
それに相変わらずタケの背中はうち専用やもん!
ここは誰にも譲らん。
波「タケ?」
猛「ん?」
波「大好き!」
未来がどうなるかはわからない
でもうちらの気持ちは変わらないって信じてる
猛「俺も!!」
感想
感想はありません。
「 きゃしー 」の携帯小説
- スカバンburn!!-209- 光 希 へ 〜スタート〜
- スカバンburn!!-208- 光 希 へ 〜仕事〜
- スカバンburn!!-207- 光 希 へ 〜恋人〜
- スカバンburn!!-206- 光 希 へ 〜家 族〜
- スカバンburn!!-205- 光 希 へ 〜バンド〜
- スカバンburn!!-204- 光 希 へ 〜バンド〜
- スカバンburn!!-203- 光希へ 〜伸昭〜