スカバンburn!!最終章 -43- 寝顔
――翌日 2年5組 昼
光「けっ、けいたろっ!」
慶太郎の机の目の前までくると勢いよく名を呼んだ。波音と猛は仲良く二人で食堂だ
慶「…zzz」
光「…はあ。」
予想通りの彼の様子に溜め息をつくと、隣の猛の席に腰かけた。こちらを向いている慶太郎の寝顔を眺め、さらに溜め息をもらした。
光「…。(寝顔はかわいいのになあ…………よし。)」
光希は腰をあげ、慶太郎の耳もとに近づき声をかけた
光「…けいたろー。…けーいーたーくーん。……けいちゃー…」
慶「…ん…?」
目をこすりながら慶太郎が顔を向けた
光「やっと起きた。」
慶「…ごめん、何か用やった?」
光「もうお昼やで?」
慶「あぁ、ほんま?昼、買いに行かな…」
光「あっ、ちょっと待って!」
立ち上がった瞬間、慌てて左袖を掴まれ椅子に戻された
慶「?」
光「あ、あんな…」
慶「…久々」
光「…へ?」
慶「なんか久々な気する。光希と話すん。あの時からあんま喋ってへんから」
光「うん…そう、そうやねん!…あの、まだちゃんとお礼、言ってなかったから…」
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