携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> レジェンズドリーム3

レジェンズドリーム3

[296]  山田  2006-08-22投稿
ワタルには憲二が倒れたこと、病院に運びこまれたこと、千代の母親が来ていたこと、そしてもしかしたら熊本にあるおばあちゃんの家で暮らすことになるかもしれないことを話して。一応ワタルはマサトに母親がいないことを知っている。
話しを聞いたワタルは
「そうか…」と一言だけつぶやいた。その後に「まだ行くと決まったわけじゃないんだろ?」と聞いてきた。マサトは「いや…たぶんそうなると思う…」と答えた。
「良かったじゃないか。」
マサトはワタルの意外な返答に驚いた。
「な…なんで?」 「お前確か母親いなかったよな。それで親父さんが家事もやっている。親父さんのことも考えてやれよ。おれはそのおばあさんの意見には賛成だ。」
「いや…そういうことじゃなくて…。お前はおれがいなくて寂しくないのかよ。」
「あぁ…」
「お前親友だろ?悲しくならないのかよ!」
すると、冷たい目でマサトを見た。「…なんだ?同情してほしいのか?」
「はっ…何言ってんだよ…」
「おれはお前の様に暇じゃない。用件が済んだら帰ってくれないか?」いつもと変わらないワタルの態度に腹が立ってきたマサトは
「あ…分かったよ。お前なんて親友でもなんでもねぇよ!じゃあなぁ!」 そういうと部屋を飛び出していた。

感想

感想はありません。

「 山田 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス