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星空の向こうに 三章 前

[258]  あおい  2006-08-22投稿
三章 告白 前


メールアドレスを交換して1週間、突然楓からメールが届いた。

送信者:楓

明日、放課後学校の裏で待ってる。

私は驚いてもう一度携帯を開いてメールを見る。

・・・何度開いても同じメール。
とりあえず、明日もう一度楓に聞くことにした。

「おはよ〜♪」
元気よく私に挨拶をしたのは成海。
「おはよ〜♪」
同じく挨拶をしてきた光。

まだ楓・桜・葵の3人は来てないみたい。
「昨日はほんとに御免ね!」

成海が手を合わせ誤ってきた。
「うんん。平気平気!!成海は気にしないの。」
「ラッキー☆じゃあ今度もおごりなぁ〜♪」

光はそういうと、私の肩をたたいた。
「や〜だね!今度は光がおごるのー!!」
「え〜。俺?」

光はそう言ったもののまぁ良いか。といっておごることになった。

ガラッ!ドアが開いた。
入ってきたのは楓。っと桜。
「ちょっと離れてくれない?」
「いやだぁ♪♪楓君ったら照れちゃって可愛い☆」

相変わらずの桜。そしてギロリと私をにらむ。
「あ、お、おはよ・・・。」
「おはよう。っていうか、離れろこら!!」
「いやぁ〜ん♪♪楓君そんなに照れないでぇ♪」
「照れてねーわこら!」

楓もだんだん慣れてきたみたいでタメ口が多くなった。
楓はこっちを見て軽くウインクした。

ドキッ・・・。そんなことされると昨日の”あれ”・・・告白じゃないかって思っちゃうじゃん!

そんなことを一人で考えていると、成海が背中を押してきた。
「ほら!早くしないと桜に楓君取られちゃうよ?」
「な、なにいってんのさ!私、別にそんな・・・。」
「ほ〜ら。鈴奈ったら顔に出てるよ。」

成海は心を読める。私だけじゃない。光も、桜も、葵のことも。
私はとりあえず認めるしかない。
「い、良いんだもん!まだ取られたわけじゃないし・・・。」
「そんなこと言って本当は悔しいんじゃないの?」

うっ・・・。す、凄い。こいつ何者だ??
私の心にも考えてないこと読みやがる!

私はそんなことを思ってると成海が口を開いた。
「それは鈴奈は特別。だって鈴奈顔に出やすいから。分かりやすい。」

成海はまたもや私の心を読んだ。
あ〜もう無理!!

私はそんなことを考えながら、席についた。
成海にはかなわないや・・・。

私はメールのことを思い出した。

”放課後学校の裏で待ってる”

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