My dream 1
1999年12月15日午後5時。あたりはもう暗い。でも、ゆっくり歩いて帰る。
「なぁ、大夢(ひろむ)お前の将来の夢ってなんだ?」 「俺?…歌手!」
それが、初めて友達に語った夢だった。
当時の俺、駆本(かけもと)大夢、小学4年生。ワルガキだけど、音楽のためなら全てを尽くした。
五年前までならリリースされたすべての曲記憶している特異体質がオマケ。
それくらい、音楽と夢への情熱があった!!
「へえ、そう言えばお前、音楽バカだったな…」
こいつは俺の幼なじみの、春風努(はるかぜつとむ)。
音楽好きな俺のために、よくCDを買ってくれる。
俺の夢の手伝いをしてくれるんだ。
「努は…タレント?」
前、言っていたことを思い出しながらたずねる。
「うん、テレビに出たい。」
目立ちたがる所は努らしい
「じゃあ、またあした」
「あぁ、明日。」
隣あわせの俺たちの家。
でも 努は俺が家で何をしているか知らない。
家族でさえも。
1人、フワフワした青いじゅうたんに寝そべり、放りっぱなしのノートに手を伸ばす。
ついでに iPodで曲を聞く
「…さて、テーマは…」 1 musicLOVE 完
「なぁ、大夢(ひろむ)お前の将来の夢ってなんだ?」 「俺?…歌手!」
それが、初めて友達に語った夢だった。
当時の俺、駆本(かけもと)大夢、小学4年生。ワルガキだけど、音楽のためなら全てを尽くした。
五年前までならリリースされたすべての曲記憶している特異体質がオマケ。
それくらい、音楽と夢への情熱があった!!
「へえ、そう言えばお前、音楽バカだったな…」
こいつは俺の幼なじみの、春風努(はるかぜつとむ)。
音楽好きな俺のために、よくCDを買ってくれる。
俺の夢の手伝いをしてくれるんだ。
「努は…タレント?」
前、言っていたことを思い出しながらたずねる。
「うん、テレビに出たい。」
目立ちたがる所は努らしい
「じゃあ、またあした」
「あぁ、明日。」
隣あわせの俺たちの家。
でも 努は俺が家で何をしているか知らない。
家族でさえも。
1人、フワフワした青いじゅうたんに寝そべり、放りっぱなしのノートに手を伸ばす。
ついでに iPodで曲を聞く
「…さて、テーマは…」 1 musicLOVE 完
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