俺の春はいつ来るの?8
保健室で寝ていると何処からか声が聞こえた。
俺はそれによって目を覚ますと、隣に一年の女子生徒が一人いた。
「ふぇ!?」
目が合うとその女子生徒はいきなり変な声を上げて驚いた。
もしかして俺より先に休んでた生徒かな?
「どうかしたのか?急に驚いたりして」
「いつもはですね、殆どですね、生徒がですね、ベッドでですね、休むことはですね、ないからですね、少しですね、驚いてしまったのです」
・・・・・・え?何!?日本語ってこんなにも聞き取りにくかったっけ!?
「あの、もう少し普通に喋ってくれる?」
「これはですね、私がですね、緊張している時にですね、なってしまうですね、ものなんです」
「そう・・・・・・なんだ」
うん、人間って不思議。もう慣れてきてるよ。
「ところでいつもはって言ってたけど、君はよく保健室にくるのか?」
「はい。私はですね、生れつきですね、身体がですね、弱くてですね、よくですね、体調がですね優れない時にですね、保健室にですね、来てですね、休むのです」
「へぇ、大変だね」
そう言うと女子生徒はまた驚いたような表情になり、
「不思議な人ですね」
「君にだけは言われたくないよ・・・・・・」
「そうですか?でもですね、あなたはですね、こんなですね、喋り方のですね、見ず知らずのですね、女子生徒とですね、普通にですね、喋ってですね、いるのですよ?」
「まぁ、そうだね」
「普通のですね、人はですね・・・・・・こんな、喋り方の私を・・・・・・気味悪がって・・・・・・うぅ」
女子生徒は喋りながら泣き出してしまった。
辛かったんだろうな。身体が弱いせいで友達が出来にくいのに、緊張によって普通に喋れないから、同年代の友達どころか、喋り相手さえもいなかったんだろうな。
俺は泣いている女子生徒を優しく抱き、
「大丈夫、俺は君の傍にいてやるよ」
すると女子生徒の泣き声は大きくなっていった。
思う存分泣くと、女子生徒は平常に戻り、
「シャツ、濡らしてしまってすみません。でも、ありがとうございます」
「どう致しまして。てか喋り方、直ったね」
「本当ですね」
女子生徒は満面の笑みで言い、
「私、一年B組の清水香織って言います。あなたは?」
「俺は二年C組の寺田春之。よろしくな」
「は、はい!よろしくお願いします!」
そしてお互い見つめ合っていると、いきなり背後から凄まじい殺気を感じた。
「「「・・・・・・お前を殺してやる」」」
俺はそれによって目を覚ますと、隣に一年の女子生徒が一人いた。
「ふぇ!?」
目が合うとその女子生徒はいきなり変な声を上げて驚いた。
もしかして俺より先に休んでた生徒かな?
「どうかしたのか?急に驚いたりして」
「いつもはですね、殆どですね、生徒がですね、ベッドでですね、休むことはですね、ないからですね、少しですね、驚いてしまったのです」
・・・・・・え?何!?日本語ってこんなにも聞き取りにくかったっけ!?
「あの、もう少し普通に喋ってくれる?」
「これはですね、私がですね、緊張している時にですね、なってしまうですね、ものなんです」
「そう・・・・・・なんだ」
うん、人間って不思議。もう慣れてきてるよ。
「ところでいつもはって言ってたけど、君はよく保健室にくるのか?」
「はい。私はですね、生れつきですね、身体がですね、弱くてですね、よくですね、体調がですね優れない時にですね、保健室にですね、来てですね、休むのです」
「へぇ、大変だね」
そう言うと女子生徒はまた驚いたような表情になり、
「不思議な人ですね」
「君にだけは言われたくないよ・・・・・・」
「そうですか?でもですね、あなたはですね、こんなですね、喋り方のですね、見ず知らずのですね、女子生徒とですね、普通にですね、喋ってですね、いるのですよ?」
「まぁ、そうだね」
「普通のですね、人はですね・・・・・・こんな、喋り方の私を・・・・・・気味悪がって・・・・・・うぅ」
女子生徒は喋りながら泣き出してしまった。
辛かったんだろうな。身体が弱いせいで友達が出来にくいのに、緊張によって普通に喋れないから、同年代の友達どころか、喋り相手さえもいなかったんだろうな。
俺は泣いている女子生徒を優しく抱き、
「大丈夫、俺は君の傍にいてやるよ」
すると女子生徒の泣き声は大きくなっていった。
思う存分泣くと、女子生徒は平常に戻り、
「シャツ、濡らしてしまってすみません。でも、ありがとうございます」
「どう致しまして。てか喋り方、直ったね」
「本当ですね」
女子生徒は満面の笑みで言い、
「私、一年B組の清水香織って言います。あなたは?」
「俺は二年C組の寺田春之。よろしくな」
「は、はい!よろしくお願いします!」
そしてお互い見つめ合っていると、いきなり背後から凄まじい殺気を感じた。
「「「・・・・・・お前を殺してやる」」」
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