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僕と和子と敬太郎 第十二話2

[326]  カルロス伊藤  2010-04-07投稿
この次元で感じる『時間』の感覚というものは実に不思議で(と言うより、恐らく時間という概念は無いんだろうが)そんな一連の流れがまるでビデオの倍速モードの様に見えたり、スローモーションの様に見えたりした。また、時には僕が全く知らない過去の歴史事象などが飛び込んできたりもした。

数ヶ月後、二人は仲を戻し男女の付き合いを始めた。そして二年後、和子と敬太郎は結婚し夫婦になった。その一年半後、二人の間に女の子が生まれ、名前は晃子と名付けられた。僕の母親の名は恵子だ。恐らく僕の母親とは全く違う、別の人格の人間なんだろう。柴崎恵子は生まれるタイミングを逃してしまったのだ。
晃子はすくすくと成長し、二十代半ばで石原誠という名の男性と出会い結婚した。ちなみに僕の父親の名は佐藤博史だ。
ある夜、晃子と誠は愛し合った。
それから暫く経ったある瞬間、僕は物凄い勢いで何処かに引き寄せられる感覚にみまわれた。
僕の、いや、僕の前世と思われる人の記憶はここで終わる。


「オギャー!オギャー!」
「無事産まれましたよ、元気な男のお子さんです」
「晃子でかした!名前は決めてある、翔太、石原翔太だ!」

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