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[208]  みみ  2010-04-08投稿
[失敗の後も失敗?!?ダメな女]


まーくんの所に行く前、みみは親友の加奈に相談していた。

加奈はみみのことは何でも知ってる。
『ドキドキした』ことをまーくんに言った。って話しから順に話したんだけど。
『みみ、もうこれ以上ヒロトのことをまーくんに言ったらだめよ。』

みみは過去に浮気を自白するという最低最悪のことをまーくんにしたことがある。(その時、まーくんは許してくれた。)

『前のこともあるから分かってるとは思うけど…みみは危ないからね(笑)』

…その通りだ!さすが加奈☆ (笑)

『みみの気持ちは仕方ない。けど、ホントに外に出したらいけないからね。』

…うっ。頑張る…。

それからみみはまーくんの所に行ったんだけど、その道中、なんだか変な気持ちだった。

大好きなまーくんに会いに行くのにあまり楽しみじゃない気がするし。
『会ったら答えが出る』から楽になるという期待と『ホントに答えは出るのだろうか。』という不安。
答えを出したくないような自分もいた。でも、どうしても確かめたかった。


いざ、まーくんと会うと、いつもみたいにドキドキ、ワクワクしない。

キスをしてもドキドキしなかった。

まーくんとはちょい遠距離だから月に1〜2回一泊デートが定番だ。

だからいつものようにラブホに入ったけど、この日はあまり抱かれたい気分ではなかった。

しばらくするとヒロトからメールが来た。

まーくんには何も言わなかった。


昼間もヒロトの事が頭から離れなかったが、まーくんのことだけ考えるようにして頭の片隅に押しやっていた。
が、メールが来たことでヒロトを思い出し、更に抱かれたくない気持ちが助長した。

でも、やらないわけにはいかない。なぜかヒロトに罪悪感を抱きながらことを終えた。

何かを耐えられなかったみみは泣いてしまった。


みみはエッチの後『めっちゃ好きや〜』ていう思いで感極まって泣くことがある。やから泣いてしまったが、いつものと言えばいいだけのこと。

なのに、みみはヒロトの名前を口にした。

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