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奇妙な携帯電話

[1003]  うさちゃん  2010-04-13投稿
お母さん「ほら、ゆい、新しい携帯きたわよ。」

ゆい「わー本当だー可愛いー」

あたしゆい。中1になって、初めて携帯を買ってもらいました。

☆★☆★☆★☆★☆★☆

プルルルル プルルルル

ゆい「電話だ…」

ゆい「はい、ゆいです。」

謎の女の人「明日あなたは死ぬ、明日あなたは死ぬ、明日あなたは死ぬ…」

ゆい「きゃああああ!?」

なっ…なに!?知らないよ!?こんな人!まだ買ったばかりで、メアドも誰とも交換してないのに、なんで…!

-次の日-

ゆい「大丈夫だよね…死なないよね、まだしたいこと、いっぱいあるもん。あんなのウソだよ。ウソ♪」

謎の女の人「まっていたわよ。ゆい。私と一緒に死にましょ?」

ゆい「いやっ!!まだ死にたくない!!まだやりたいこと、いっぱいあるもん!!」

謎の女の人「私だって、やりたいことは、いっぱいあったわよ!でもね、死にたくなくても、死んじゃう人、いっぱいいるのよ!?」

ゆい「・・・・・・」

謎の女の人「さあ、いきましょ。」

あたしは、腰が抜けていた。謎の女の人と、一緒に死にたくなかったけど、気がついたら一緒にいた。でも、あたしは気づいていなかったの。携帯電話に電源が入っていなかったことにね…。あなたの、携帯電話は大丈夫ですか…?

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