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推理小説4

[672]  りゅう  2006-08-24投稿
「やっぱ心情の変化で文面が変わって来るのかなぁ」と道場はまだ柏木ひろかのことを話している。
そんな話を聞き流していた木山が不意に帽子の男に向き直った。
「もしかしたら推理小説家の『柏木光』さんじゃないですか?」
帽子の男は驚いたのかすこしの間動かなかった。
「そ、そうです。うれしいなあ。こんな若者が僕の顔をしっていてくれたなんて」帽子を脱いだ柏木は年の他わかく見えた。

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