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夏が過ぎるまでに

[292]  衣更は嫁  2010-04-28投稿
〜第1話〜

僕は【森修一】。
普通の高校2年生。
特技といえば、空手。
彼女は…ハハハ(泣)イナイ。

咲【修?大丈夫?なんだか泣きそうな顔してるよ?】

この娘は稲垣咲。幼なじみです。

僕【あ、大丈夫。…そういえば、クラスはどう?】
咲【えっとね、…普通、だよ】
僕【…なるほどな。】
咲はかなりの引っ込み思案。だから友達が少なく、友達がいないと・普通・といつも言う。僕には普通なのに…

咲【修は?】
僕【僕は〜、かなり普通なんだけど。】
咲【久米くんは?】
僕【…そう…あいつさえいなければ楽しい学校生活があったのに(泣)】
咲【今回も一緒なんだ。よかったね】

久米は悪友であり、ライバルである。(空手のライバル)
僕【よくないよ。はぁ〜憂鬱だ。】
…………………
校門前
咲【修ぅ、あのね、お昼ごはん一緒に食べない?】
僕【いいけど…久米が来るよ…】
咲【OKだよ。それじゃだよ】
僕【おう!】

2話に続く…

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