blessing
太陽の光は、好きじゃない。
私は、日の光を浴びるには相応しくないから。
いつも通る登校路で、柚緒は、天を仰いだ
今日は晴れていた。柚緒は、昨日のような曖昧な空の色の方がずっと好きだったが。
でも、晴れが似合う人間もいる。今柚緒の真横に、
横目で見たその人は、癖毛の柚緒と同じ位の少年で、柚緒と同じ学校の制服を身に纏っていた。
その少年と青空が妙に似合って、酷く綺麗な光景だった。
でも、この少年は僅かに見覚えがある。
きっと他人の空似だと思うが。
柚緒は、もう一度横目で少年を見た。
少年は柚緒の視線に気付いて、にっこりと笑った。
少年の笑顔と、青空の色が、酷く美しく見えた。
私は、日の光を浴びるには相応しくないから。
いつも通る登校路で、柚緒は、天を仰いだ
今日は晴れていた。柚緒は、昨日のような曖昧な空の色の方がずっと好きだったが。
でも、晴れが似合う人間もいる。今柚緒の真横に、
横目で見たその人は、癖毛の柚緒と同じ位の少年で、柚緒と同じ学校の制服を身に纏っていた。
その少年と青空が妙に似合って、酷く綺麗な光景だった。
でも、この少年は僅かに見覚えがある。
きっと他人の空似だと思うが。
柚緒は、もう一度横目で少年を見た。
少年は柚緒の視線に気付いて、にっこりと笑った。
少年の笑顔と、青空の色が、酷く美しく見えた。
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