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(続-.-)y-~~~ ?

[710]  森田  2006-08-25投稿
放課後。


前作での悲劇の主人公野中貴博は…


貴博『ふぅ…』


屋上でケムリを吹かしていた。


あれから半年。


俺は三年になっていた。


貴博『春はいいなぁ、暑くも無いし寒くも無い』


花粉症を患わない体質の俺にとって春は一番心地の良い季節だ。


貴博『さぁて…、そろそろ帰りますか』


パイプの火を消して立ち上がる。



ドン!


屋上のドアが荒々しく開けられる。


不良1『オラッ!こいよ!』


あ、なんかデジャヴ。

不良と思われるだらけた格好をした野郎が二人入ってきた。


俺の予想が正しければこの後入ってくるのは小柄で物静かな女の子!


…かと思いきや。


女『ちょっと!引っ張んないでよ!』


あらまぁめっちゃ強気。


俺の予想とは幼稚園児とワニガメくらいの差があるな。


不良2『はぁ?てめぇ糸賀さんになんつー口の聞き方がコラ!』


いかにも舎弟っぽい男が威勢良くでしゃばっている。


女『あんたら何様のつもりなの?』


ん?


不良1『あぁ?』


女『なんで年が上ってだけで敬語を使わなきゃならないんだよ!』

不良2『偉そうなのはてめぇじゃねぇか!』

舎弟君が女の子の髪を掴む。


貴博『何してんの?』

俺は早足で近付き舎弟君の髪を掴んでいる方の腕を掴んだ。


女『え…?』


不良1『…野中…』


舎弟君の腕を万力を込めて握った。


不良2『痛っ…く…』

女の子の髪から手が離れた。


貴博『俺の彼女に何しちゃってくれてんのかな?』


女『え?はぁ!?』


不良1『え…いや…』

貴博『何しちゃってくれてんのかな?』


舎弟君の腕にさらに力を込める。


不良2『痛っ!痛たたた!』


不良1『分かった!俺が悪かった、実は人違いだったんだよ』


貴博『なぁんだ人違いか、なら仕方無いよね、じゃあさ…』


舎弟君の腕をはなして不良1こと糸賀を睨み付ける。


貴博『そいつ連れて早く帰れよ』


不良1『あ、あぁ分かった…』


糸賀は、舎弟を連れて屋上から出ていった。

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