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星空の向こうに 三章 後

[302]  中野 あおい  2006-08-25投稿
三章 告白 後


放課後、学校の裏に行った。
「よう。」

楓はそこに座ってこっちを見ていた。
「ど、如何したの?急に呼び出すなんて・・・。」

私はそのまま楓の隣に座った。
「言いたいことがあって・・・。」

ドキッ・・・。少し期待しても・・・いいかな?
そんなことを思っているうちに、楓は私の前に立った。
「好き・・・なんだけど。へ、返事はいつでも良いからさ。アハハ。急に御免な。」

・・・さすがにこれはきいた。
私の心を大きく揺れ動かした。

もちろん・・・答えはOK。
「わ、私も楓君が好きだよ。」

思わずストレートにいってしまう。
楓もそれに驚き、目を疑わせる。

「嘘じゃないから・・・!!」
少し尊重を入れてみる。

「本当に・・・良いの?」
「うん。」

楓は私を抱きしめた。
「大好きっ!」

楓の言葉が私に直接伝わった。

心を大きく揺れ動かす言葉・・・なのかな?

「私も大好きだよ!」

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