携帯小説!(PC版)

月光稀

[327]  ユータ  2006-08-25投稿
「くそっ…奇蟲が来たか」「奇蟲!?」近づいてくる羽音に注意しつつ、海星に尋ねた。
「人の生を吸う死鬼だ。ランクは最高に弱いが…食いつかれたら死ぬぞ…」
一段と羽音が近づいた。海星は足を止めて錫杖を構える。「お前にこれを渡しておこう」懐から刀の柄の部分だけを差し出す。
「それは護法剣。それがお前を守るだろう」
「刃がないけど…?」
「それはお前しだいた…ここは俺に任せて先に行け!このまま進んだ先に古寺がある…そこなら安全だ。」
「でも!」「いいからいけ!お前まで死なせるわけにいかんのだ!俺もすぐにいく!今は走れ!」強く肩を押されて、よろけながら、青年は走りだした。
錫杖の先端に着いた鈴をしゃんっと鳴らし構えた。
「さぁ…こい」

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