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ツンデレな杉浦時雨の恋人。

[506]  ayaki  2010-05-23投稿
『あなたに頼みがある
私の恋人役になって。』

《ピリリリリリリ(目覚時計)》

「わっ!?なんだ…
さっきのは…夢か(笑)」

よくある夢オチだぜ…

《なんてったって…♪》

「うおっ!?今度は
携帯かよ…もしもし」

「杉浦!私よ、恋那。
早く駅前に来なさい!
遅れたら罰金よ!!」

なんだよ?恋那からか…てっきり、柊かと…

「杉浦…聞こえてる。
あんたの独り言がね!
あと…なんで…恋那って呼んでんのよ…カァ」

「え!?間違えたんだ!変な意味じゃねぇ…」

「べっ!別に…いい。
恥ずかしい…けど、
なんか気持ちいい…
私も時雨…って呼ぶ」

「…分かった。いい…
時雨で。じゃ!恋那…」

「早く…来なさいよ」

「了解。駅前で!ピッ」

時雨…かぁ…気持ちがいいな。恋那…好きかも


駅前に到着…恋那は…
あいつが遅れて…!?

「やめてっ!変態…!
触んないで!きゃあっ
胸、触ん…やぁっ…!」

「君可愛いね♪」

「俺達と遊ばない?」

「いや…よっ。あ…」

「なら、触っていい?」

「あっ…やめっ…!」

恋那がナンパされてる!助けないと…

「今日は…彼氏とデートなのっ…」

彼氏!?俺が…恋那の…

「おまえら…やめろ!
俺の浦杉恋那に…
手出すんじゃねぇ!!」

「しぐ…れ。キュン」

数分後。

「覚えてろよ…」

「時雨…怪我っ!!」

「大した事でもねぇ…
ただ、おまえの身体を
先にあいつらに触られたからな…悔しくてっ」

「なっ!何言って…
なっ…なら、触れば?」

「!?俺…変態だぞ?」

「時雨は特別…いい
触っていいの…
じゃあ…ホテルで…
明日は休みだし泊まろ」

「時雨…準備OK…」

「わざわざ悪いな…
まずは…抱いてから」

ギュッ温かい体温に触れてキスもしたりした…
当然、ちょっぴりHも。

「時雨…大好きよ♪」

「恋人役は…嘘?」


次回予告\r
ツンデレな杉浦時雨の経験。

次回は初体験ばかりの
時雨と恋那のデート♪
恋人役は嘘と呟いたのは実は…柊ハルキ!?
デートは無事成功するのか…!?

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