うつつと現実
ザァー ザァーッ
どこからか波の音が聞こえていた。
今日は休日。柔らかな午後の木漏れ日の中ゆっくり目を開いた。
鳥が泣いている。少しばかり風の音も。
ザァーッ ザァー
まだうつつの中で目をこすりながら扉を開け一階まで階段を下りる。
階段下では祖母がお米を精米している。
......。
波じゃなく米の音だった。
どこからか波の音が聞こえていた。
今日は休日。柔らかな午後の木漏れ日の中ゆっくり目を開いた。
鳥が泣いている。少しばかり風の音も。
ザァーッ ザァー
まだうつつの中で目をこすりながら扉を開け一階まで階段を下りる。
階段下では祖母がお米を精米している。
......。
波じゃなく米の音だった。
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