携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 雅也?0

雅也?0

[383]  ゆうき  2010-06-08投稿


これであたしは先生のメールを無視できなくなった
先生のメールは過激になり、あたしは我慢できなかった


しかし、学校までにメールをしてくるようになって

ある日


ー今から学校行くよ、家まで車で送ってやるー


というメールがきた
怖かった、外を見ると先生の車がちょうど校門を通った時だった…


体がガタガタと震えた

怖い…



その時、後ろからポンと肩を叩かれた
びっくりしすぎて、倒れてしまった


いった……くない?


雅也があたしの腕を掴んで倒れるのを防いでくれたおかげだった


「おい!大丈夫か?」


やばい、心配をかけるわけにはいかない



「大丈夫大丈夫〜、ありがと!」


うまく笑顔を作れたと思う
しかし雅也は急に悲しい顔になった


「頼っていいんだぞ?」



その瞬間あたしは雅也の背後にまわって
背中に顔を押し付けた

声を殺して泣いた


だってきっと雅也の前で泣いたら
雅也が困ってしまうから


雅也はなんも言わず、あたしに背中を貸してくれた


その時の背中がどれほど逞しくて、優しかったか


つづきます

感想

  • 38078: カッコよさ優しさを複雑な気持ちで読んでます♪さんちゃん [2011-01-16]
  • 38080: ありがとうございます!あたしも複雑な気持ちです…ゆうき [2011-01-16]

「 ゆうき 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス