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ｱﾝﾉｳﾝ1
俺の姉は警察官だ。三年前に警察になり、いまでは課長と署一番の出世頭だ。そして妹は病弱で今も入退院を繰り返している。両親の死んだ俺にとって姉と妹は唯一の肉親。そして三人で平凡に普通に暮らしていた。そうあの手紙が来るまでは・・・。
『四羅無事務所からの連絡』
「なんだこれは！？」
学校から帰って来た俺が郵便箱を見ると青い封筒があり『四羅無事務所からの連絡』と書いてあった。
見て見るとそこには『両親の死の真相について知りたければここまで来てください』と書いてあった。
こんな悪ふざけは信じられない。両親の死は事故なんだから真相もくそもない。
それから夕飯を食べているとあの「よつらむ？」のことが気になった。幸いにも姉は掛かり付けの事件で今日は帰って来ない。妹は入院中。
時計を見ると七時四十三分。さすがに待ってはいないだろう。そう思いながらも気付けば俺は指定された場所に来ていた。そこには事務所があるだけだった。そして扉を開くとそこには男が一人座っていた。
「ようこそ不知火真哉さん。」
男は会釈した。
「あんたかこの手紙を出したのは？」
「いいや私ではない。だが指示をしたのは私だ。」
「何のためだ？」
「そんなの決まっている。」
男は続けた。
「我々は君の力が欲しいんだ。」
俺の姉は警察官だ。三年前に警察になり、いまでは課長と署一番の出世頭だ。そして妹は病弱で今も入退院を繰り返している。両親の死んだ俺にとって姉と妹は唯一の肉親。そして三人で平凡に普通に暮らしていた。そうあの手紙が来るまでは・・・。
『四羅無事務所からの連絡』
「なんだこれは！？」
学校から帰って来た俺が郵便箱を見ると青い封筒があり『四羅無事務所からの連絡』と書いてあった。
見て見るとそこには『両親の死の真相について知りたければここまで来てください』と書いてあった。
こんな悪ふざけは信じられない。両親の死は事故なんだから真相もくそもない。
それから夕飯を食べているとあの「よつらむ？」のことが気になった。幸いにも姉は掛かり付けの事件で今日は帰って来ない。妹は入院中。
時計を見ると七時四十三分。さすがに待ってはいないだろう。そう思いながらも気付けば俺は指定された場所に来ていた。そこには事務所があるだけだった。そして扉を開くとそこには男が一人座っていた。
「ようこそ不知火真哉さん。」
男は会釈した。
「あんたかこの手紙を出したのは？」
「いいや私ではない。だが指示をしたのは私だ。」
「何のためだ？」
「そんなの決まっている。」
男は続けた。
「我々は君の力が欲しいんだ。」
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