携帯小説!(PC版)

月光稀

[341]  ユータ  2006-08-28投稿
「よし…いくぞ!」
「おう!でぁぁああ」
駆け出したカイス目掛けて足の雨が振り降りて来る。「止まるな!恐怖感に呑まれたら負けだ!」
「くっそぉ!!こええよ!」
ぎりぎりまで引き付けて右に飛び込む。地面に突き刺さる巨大な脚に海星の札が突き刺さる。「ナーベーラー…サンマクオンラクアサンタニテン…オンザン…ナム!」激しい爆発。
頭を押さえて転がりながらカイスは壁に当たった。
巨大な部屋のなかに巨大な蜘蛛…壁が近くに見える。
それだけ狭いのだ。
「やったか?!」海星が一旦距離を離して蜘蛛を見上げる。
シュウシュと音を立て、肉の焦げる生臭い匂いが鼻をさす。
突然爆煙の中から太い脚が海星に迫った。咄嗟に錫杖で防ごうとするが軽々と吹き飛ばされて寺の壁を突き破り外に飛び出した。
「海星!」
爆煙が晴れるとやきただれた二本の前脚と不気味な赤目が見えてきた。
カイスは恐怖感を振り払いながら迫ってきた脚目掛けて剣を横に一閃。
ズバァッ。太い脚が切られた部分から真っ二つになった。巨大な蜘蛛が悲鳴を上げて脚を振り回す。
「でやぁあ!」再び脚を切り落とした。
「いける…これならいける!」

感想

感想はありません。

「 ユータ 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス