蟋蟀
恋こがれ 夢現
アナタだけを想い歌う
孤独な私
銭だけのこんな世界
アナタと二人 抜け出そう
出発日を決めたら
リボンを付けて
電子の世界へ
きっと喜んでくれるから
私は歌う 悲しい歌だけど
「無意味」が蔓延る 世界の片隅で
事象は時世 唸る 歪んだ声
恋を歌うには少し不似合いだけど
涙化粧に紅の花
散り逝くアナタ
絶え絶えに
夢のないこんな世界
未練など有りはしない
嫌気がさしたら
佇み笑え
右足の力を抜けば
底は終演
深い 深い 谷のなか
ゾロゾロ這い出す蟲のように
私は歌う 悲しい歌だけど
「無意味」が蔓延る 世界の片隅で
事象は時世 唸る 歪んだ声
恋を歌うには少し不似合いだけど
何れは枯れる そんな存在だから
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