携帯小説!(PC版)

梅雨

[334]  2010-06-16投稿

気分が憂鬱に近づき
頭が重くなっていく
雨の季節 到来

別に悪気なんてなくて
でも誰かが傷ついて
僕を嫌いだという

心にもない雨の日
君の涙 隠してあげる
僕の前なら 君は泣ける筈だから

後悔 失望 視線の先
寂しかったんだ 怖かったんだ
子供のように泣きました

儚い希望 意思の向こう
見えなくて 見つからなくて
蛙のように鳴きました

鳴咽はチカラと変わる
嘘くさい言葉 信じた
眩暈とともに蘇る
失した筈の君の記憶

全部 全部 この雨で流れてしまえ

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