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【夢くい】24

[374]  豚姫  2006-08-28投稿
「西の都サイキは昔から反乱軍の本拠地となっていました。反乱軍が怪しげな行動をするたびに、今までの王達は厳しく取り締まってきました。しかし、今回の情報を入手して反乱軍を取り締まりに向かった隊は全滅です」
「その隊の戦力は??」
「僕と同格です」
「なっ!!」
「反乱軍が変わったのは、反乱軍の頭が変わってからです。頭の名前はミズキと呼ばれてる者です」
「・・・・・」
「出場しますか??」
「ライト・・どうすんの??」
「ちなみに俺はOKだぜっ♪」
「分かった。出場する」
「!!・・ライト・・・ありがとうございます」
「武道大会は明後日から開催されます。宿はこの城にお泊まりください♪必要な物があればお金も気にしなくていいんで♪」
「ああ、悪いな」
「じゃあ、お部屋に案内するんでついてきてください」
王室を出て右手にある階段を上がり部屋へと案内された。
「ここがトキさん、隣がミューさん、その隣が僕で、僕の隣がライトです」
「何でお前が混ざってるんだ!!」
「・・久しぶりの知人なんで、仲良くしてくださいよ」
「ったく!!分かったよ」
「じゃあ、お食事の時間になったら城の者が呼びに来るんで、ではまた後で♪」
シンクは部屋へと入っていき、トキとミューも部屋へと入って行った。ライトはドアの前に立ち、ノブを握ったが途中で止めてシンクの部屋のドアを開けた。
「??ライトどうしました????」
「何をそんなにビビってんだ??」
「何の事ですか??」
「自分周りをこんなに固めて何ビビってんだよ!!お前らしくも無い」
「・・・王とゆうのは常に命を狙われます。ずっとずっと幼い頃から覚悟をしてきました。でも、王とゆうのは無駄に情報が入ってきて、ここ最近だけでもミズキとゆう人の情報が沢山入って来ました。剣の達人であり、瞬神とも呼ばれています。背後をとられれば命はありません。死が怖いのでは無く、ヒカリとの約束を守れなかったらと思うと怖いんです」
「あの約束か・・」
「はい。ヒカリは毎日のように僕に言ってましたよね。「明るい世界を、皆が笑って過ごせる国を・・貴方なら出来る。お願いこれ以上悲しむ人が増えない国を作ってほしい」と」
「ヒカリ程平和を夢見た奴はいないさ・・」
「そうですね。ヒカリは美しかった・・何よりも心が澄んでいた。ヒカリがいたら今の世界を見て僕に向かって泣いて怒ってるかも知れませんね」

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