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LOVEBAND。?

[414]  ayaki  2010-06-23投稿
「明日から一緒に…♪」

学校一の不良と生徒会長の私が…
お昼休みに会う…

「お近付きのチャンスだな!」

ん?待てよ…?
お昼休みだけじゃなく
教室で会えるじゃん!
同じクラスなんだから…

「忘れていた…!
アイツ、最近まで学校に来なかったから…
てっきり違うクラスかと」

次の日。私は日直生徒よりも、早く登校した。

(髪の色…見せたくないからな。
今は、帽子を着用。)

「あれ?鍵が開いて…」

「よぉ…森井あずさ」

「やっぱり同じクラスじゃないかっ!
それより何でフルネーム!?」


「何となく。…!
帽子外せよ…?」

「嫌なんだっ!皆にバレるからっ!」

「守ってやるから…」

「なっ…森浦隼人…」

「何でフルネーム?マネ?」

「違うっ!マネなんか…」

「おっ、お取込み中…
失礼しました…!!」

「さっきの誰?」

「委員長だ…最悪。
おまえと関わっていたのを、見られた…」

「委員長かよ?見られて悪いわけ…?」

「だって…生徒会長が不良となんてっ…!」

「注意してた事にすれば?」

「あ…そうだな…助かった。」

「俺と噂になりたくないわけ?」

「!?…だってっ!
生徒会長だからっ!」

「黙れ。いつまでも
自分を縛り付けんな。」

「おまえに、何が分かるっ…?」

「おまえさ、自分を
『生徒会長』で縛り付け過ぎ。」

「…嫌だ。ほんとは…
生徒会長なんかじゃなくて、
髪も染めて、スカート折ったり…したかった」

「本音ってヤツ?
いい加減、素直になれば?」

「森浦っ…ありがとう」

「森井がいいなら…別にいいし…。」

私は助けられてばかりで、
おまえを傷つけていた…

そんなおまえが…
好きなのかもしれない

「おはようございます。せっ、生徒会長…」

「さっきのは違うんだ!注意してただけだ」

「そうですよね。会長が不良となんて…クスッ
『有り得ませんもの』」

「!?え…?有り得ない?そんな…」

「俺…帰る。センコーに
伝えとけよ…!」

『ドンッ』
「わっ…!いた…」

ノートの切れ端の手紙を
渡された…。

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