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生き別れ 2話

[399]  shoya  2010-06-27投稿
東鳳の謎の男は不良の頭を踏み潰して車両を移動する



鼻につけている布には返り血がついている



真子は口が閉まらなかった。

動きたい。体がいうことをきかない



電車が小柳に着く。

ハッと我にかえり、電車から逃げるように降りた



後ろから視線を感じる。

あの男だ。



「服。汚さなかったか」

低いトーンで真子に語りかけてきた


「いや、あの」

後ろを見ると、彼はもういなかった。



一瞬の出来事だった

真子の地元 浜館の一軒家についた。


「ただいまぁ!!」

真子は大きい声で言うと、中から母が出てくる。

「真子〜。おかえり」

年老いた、久しぶりの津軽弁に懐かしく思えた


「あれ、部屋あいてるぅー??」

「あいでらよー(あいてるよ)」

「じゃ、着替えてくるねー」

真子は二回の部屋に行った。


家族で取った写真がたくさんある。

たった三年で、こんなに変わるとは。


真子は、母の机に目を向けた


「久しぶりだなあ」

よく母の机からお金を盗んだものだ


久しぶりに見てみると、

ある母の名前が書かれた封筒があった。

後ろには、新城優

と書いてあった。


真子はその手紙に衝撃をうけた

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