携帯小説!(PC版)

幼い記憶

[422]  ブランキー  2010-06-28投稿
少年の頃の友情は
何よりも純粋で

ふと思い返すと
その記憶は
夏草の匂いを
孕んでいる

線路に沿って
途方もない旅をした

僕らはあの日
腹ペコなのに
なぜか笑っていて

それはこの世の
幸せそのものだった

蒸気機関車に
ひかれそうになり
運転手を
罵ってやったことも

少ない有り金を
寄せ集めて
コーラを
分け合ったことも

全ては何にも劣らぬ
幸せそのものだった

感想

  • 38786: まさに!スタンド・バイ・ミーですね♪:まこ [2011-01-16]
  • 38792: あの映画をモチーフにしました!素敵な映画ですよねブランキー [2011-01-16]
  • 38813: うんうん♪何度も観ました!ヒルのデカさにもびっくりした:まこ [2011-01-16]
  • 38828: わかります!笑あのシーンは痛々しかったです。ブランキー [2011-01-16]

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