携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> ぷろぽーず 6

ぷろぽーず 6

[387]  るぅ  2006-08-28投稿
――と思ったのは気のせいじゃなくて、実際俺はそのまま後ろに倒れていた。

なんだそれ。可愛すぎるだろう・・・やられた。まいった。

たまらなく胸が熱くなる。多分ゆでダコみたいに真っ赤になってる顔を両手でおおった。ユウカがのぞきこむ気配がする。

「コウちゃん、返事は?」

「・・・らじゃあ・・。」

指の隙間から見えた笑顔は冗談じゃなく天使みたいだ。

ふいに手を伸ばし頬をなでる。そのまま引き寄せると、今度はなんの抵抗もしなかった。
長くつつみこむようなキスのあと―\r

見つめあい微笑みながら、同時に囁く。

世界で一番愛しい人へ。

世界で一番ふさわしい言葉を。


『愛してる。』


想っているだけじゃ伝わらないこともある。
だから、言葉がある。
それだけじゃたりない時もある。

だから、触れ合う。


強く抱きしめ合う俺たちを、窓からさしこむ月明かりが優しく包んだ。

感想

  • 3535: 良い! [2011-01-16]
  • 6892: かわいい [2011-01-16]

「 るぅ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス