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すいもあまいも恋だから 第12話

[174]  バンブートレイン  2010-07-04投稿
イラスト学科のある専門学校の帰り道、いつものように 加西りかちゃんと学校から駅へと向かう。毎日駅まで直行なのだけど今日は、、
『芳恵ちゃん。ハンバーガー食べてかない?』
りかちゃんから 寄り道のお誘い。
食いしん坊な私は単品ハンバーガー二個とジュース、りかちゃんはセットを注文。学生で満席な店内でなんとか席を確保した。
『いただきます。』手を合わせる。
『どうしたの?寮でご飯出るし、りかちゃん外食しない主義なのに。』
『聞いて欲しい話があって。』
『ふーん。悩み事?』
『まだ誰にも話してなくて、内緒なんだけど。好きな人がいて。。』
『え?そうなん?私の知ってる人?』
『うん。身近な人。』
(誰?クラスにカッコイイ男子いるかなぁ。)
『元Bクラスのドクロのネックレスしてる人。』
(げ!マジで!)
『あのドクロシャツにドクロネックレスに髪が赤くて恐竜ばかり描いてる人?』
『うん。』
(私の二つ後ろの席で確かに身近は身近だけど)
『彼は絵が上手だとは思うけど、ホントに恋なの?憧れとかじゃなく?』
『彼の側を通るとドキドキして、毎日わざと側を通って席につくの。恋だと思う。』
『そっかぁ。』
『直接告白する勇気なくて手紙書いたんだ。芳恵ちゃんに読んで欲しくて。アドバイスして。』
そう言うとりかちゃんはレターを差し出した。
『いいよ。そんなの。直接渡しなって。無理、無理。』
(他人が書いたラブレターなんて恥ずかしくて見られないし、見ちゃ駄目でしょ!)
大きく両手をふった。
『お願い(^人^)』
『嫌だって。』
『芳恵ちゃんなら的確に言ってくれるし。』
『買いかぶりだよ。』
『お願いします!』
まいったなぁ。りかちゃん 私恋愛経験ほぼ無しなんだぞ。
私は嫌嫌ながら ゆっくりと手紙を手にした。

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