クリスタルクラッシュ6―?
「…何?」
「あなた、あの五人と手を組んだのよね?」
「ええ」
メディナは小さく頷いた。
「どうして手を組んだの?」
「…」
「賞金首を突き出したくなかったのなら他を探せばいいでょう?どうして彼らを傭兵代わりみたいにしているの?」
サラは眉間にしわを寄せて、尋ねた。
「…あそこにはクリスタルがあるのよ」
「クリスタル!?」
「だから放っておく訳にはいかなかったの」
「クリスタルって…どうして奪わなかったの!?一般人がクリスタルを持ったら必ずそれを悪用するわよ!」
「簡単に言わないで」
メディナは唇を噛み締めながら首を横に振った。
その後、彼女はサラに五人と初めて会った時のやり取りを説明した。
「…なるほど…彼らも王に恨みを持っているという訳ね」
サラは納得したように何度も頷いた。
「恨みを持っているのは女の子二人よ。男の子三人は彼女たちの手助けをしている、という感じね」
「手助けか…命がけの手助けね」
「…ええ…」
メディナは小さく息を吐いて、髪を掻き上げた。
「そういう理由なら仕方ないわね」
サラはポツリと呟きながら、闇の中に溶け込むようにしてその場から去って行った。
「あなた、あの五人と手を組んだのよね?」
「ええ」
メディナは小さく頷いた。
「どうして手を組んだの?」
「…」
「賞金首を突き出したくなかったのなら他を探せばいいでょう?どうして彼らを傭兵代わりみたいにしているの?」
サラは眉間にしわを寄せて、尋ねた。
「…あそこにはクリスタルがあるのよ」
「クリスタル!?」
「だから放っておく訳にはいかなかったの」
「クリスタルって…どうして奪わなかったの!?一般人がクリスタルを持ったら必ずそれを悪用するわよ!」
「簡単に言わないで」
メディナは唇を噛み締めながら首を横に振った。
その後、彼女はサラに五人と初めて会った時のやり取りを説明した。
「…なるほど…彼らも王に恨みを持っているという訳ね」
サラは納得したように何度も頷いた。
「恨みを持っているのは女の子二人よ。男の子三人は彼女たちの手助けをしている、という感じね」
「手助けか…命がけの手助けね」
「…ええ…」
メディナは小さく息を吐いて、髪を掻き上げた。
「そういう理由なら仕方ないわね」
サラはポツリと呟きながら、闇の中に溶け込むようにしてその場から去って行った。
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- クリスタルクラッシュ11―14
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