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私と最低な君

[326]  菜波  2010-07-10投稿
第一章 出逢い


「はぁ…はぁ…新学期から学校遅刻なんて笑われる〜」

今日から新学期。
高校3年の春だった
(ばっん)

「痛ってっ〜」

……突然の出逢いだった
「ごめん!」
…なんでここに ?
「あの…けんたくん?」
「なんで俺の名前…もしかしてストーカーか?」
…「違うわよばか!覚えてない?」

…とっさに出た言葉だった
自分もよく分からない。
けど衝撃だった
中学生のとき
転校していった男の子
そして私の…私の…



初恋の人。

こんな再会…あるの?

って…

「遅刻する!」…

この出逢いが…
これからの歩の人生を
変えていく…


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