(仮)永遠の絆…最後の愛…17
16.
医者は「このまま入院を」と言ったが 丈 は、それを拒んだ。
強引に入院させる事は出来ないし… 丈 には、末期癌の事は内緒にしてあった。
香 は「 丈、 本人の言う通りにして欲しい」と頼んだ。
医者は痛み止めの薬を処方し渡してくれた。
香 はタクシーで 丈 を送り、そのまま自分も帰宅した。
香 はショックを受けていた。
本当は 丈 の傍に付き添っていたかった。
丈 の事が本当に心配だった。
翌日の昼近くに真理は帰宅した。
寝ている 丈 を叩き起こし
真理「ちょっと!何時まで寝てるの!すぐリビングに来て!」
丈 は昨夜よりは体調が良いような気がした。
リビングに行くとテーブルに一枚の紙が置いてある。
真理は険しい表情で「ここにサインして!」と強い口調で言った。
丈 は無言のまま離婚届けにサインをした。
真理は離婚届けを持って家を出て行った。
丈 は無意識に 香 に電話していた。
香「大丈夫?体調は?」
香 が電話をかけた 丈 よりも先に喋ってきた事に 丈 は笑ってしまった。
香「なに?なんで笑うの?物凄く心配してたのに!」
と言いながら 香 も泣きながら笑ってしまった。
丈「いや、ゴメンゴメン。電話して、すぐに喋って来るから思わず笑ってしまったよ。」
香「もお〜バカ。」
丈「でも御蔭で何かスッキリしたよ。有り難う。」
香「本当に物凄く心配してたのに…でも笑った声が聞けて何か嬉しい。身体の具合は大丈夫?」
丈「うん。昨日より良いよ。それと、さっき離婚届けにサインしたよ。」
医者は「このまま入院を」と言ったが 丈 は、それを拒んだ。
強引に入院させる事は出来ないし… 丈 には、末期癌の事は内緒にしてあった。
香 は「 丈、 本人の言う通りにして欲しい」と頼んだ。
医者は痛み止めの薬を処方し渡してくれた。
香 はタクシーで 丈 を送り、そのまま自分も帰宅した。
香 はショックを受けていた。
本当は 丈 の傍に付き添っていたかった。
丈 の事が本当に心配だった。
翌日の昼近くに真理は帰宅した。
寝ている 丈 を叩き起こし
真理「ちょっと!何時まで寝てるの!すぐリビングに来て!」
丈 は昨夜よりは体調が良いような気がした。
リビングに行くとテーブルに一枚の紙が置いてある。
真理は険しい表情で「ここにサインして!」と強い口調で言った。
丈 は無言のまま離婚届けにサインをした。
真理は離婚届けを持って家を出て行った。
丈 は無意識に 香 に電話していた。
香「大丈夫?体調は?」
香 が電話をかけた 丈 よりも先に喋ってきた事に 丈 は笑ってしまった。
香「なに?なんで笑うの?物凄く心配してたのに!」
と言いながら 香 も泣きながら笑ってしまった。
丈「いや、ゴメンゴメン。電話して、すぐに喋って来るから思わず笑ってしまったよ。」
香「もお〜バカ。」
丈「でも御蔭で何かスッキリしたよ。有り難う。」
香「本当に物凄く心配してたのに…でも笑った声が聞けて何か嬉しい。身体の具合は大丈夫?」
丈「うん。昨日より良いよ。それと、さっき離婚届けにサインしたよ。」
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