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ブレインハック7

[326]  ブレインマン  2010-07-11投稿
訓練を始めて、一ヶ月がたった。
俺もこの一ヶ月で、心の読み取りが上手くなった。と言っても、深島には全く敵わない。
それを悔しいと、強く思っていた。
そんな時、悔しさを吹き飛ばす出来事が起こった。いや、むしろより悔しくなった出来事かもしれない。

「レイ君、今日は深島の取り調べをみてもらうわ。」
森野が真剣な顔で言ってきた。
「深島が取り調べされる?なんで?」
「そうじゃなくて、彼が犯人を取り調べするのよ。」
森野は、苦笑していた。
「へぇ。で、どんな事件?」
「えーと、ちょっと待って・・・。」
そういうと、資料を取り出し、読みはじめた。
−事件名・催眠殺人−
大きく、報道はされていない事件なんだけど、三ヶ月前に催眠術で人を殺す事件が起こったの。
最初は、全然犯人は分からなかったんだけど、ある日突然、犯人が分かり、逮捕はできたの。
ところが、犯人は記憶を失っていた。
だから、脳をいじれるこの能力で、記憶を再生することになったの。
「なるほど、面白い事件だね。」
「笑い事じゃないわよ。」

取り調べ直前・・・。
「今日は、記憶の修復か。めんどい。」
深島龍は、これから記憶の修復を行う予定になっていた。
これまで、何回か、断片を修復したことはあったが、全てを治すのは、初めてだった。断片を治すのにも、かなりの体力と気力を必要とする。それなのに、大丈夫なのか。少し心配だ。
しかし、正義の心があるからだろうか、人の役にたちたいという気持ちが心配を、抑えていた。
「そういや、今日は白泉が見学らしいな。まあ、どうでもいいがな。・・・時間だ。」
深島は、取り調べ室の中に入っていった。

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