クリスタルクラッシュ6―?
クリスタルを自らの武器に帯びて戦うその部隊は各国から「悪魔の部隊」と恐れられた。
―そんな訳無いじゃない。
リリアは何を考えているのだ、といった表情で首を横に振ってこれ以上の調査を取り止めたのである。
「彼女は…」
「え?」
「メディナさんはあなたにクリスタルの話をした事があるの?」
「クリスタル…いや、全然。そもそもメディナさんがフール族だったという事でさえ聞いてなかったんだからさ。ましてやクリスタルの事なんて…」
ザックはリリアからの質問を否定すると、
「…それだけ僕が子供だったという事だよ…」
と、言って小さくため息を吐いた。
「そう…」
リリアは椅子に深く腰掛けて、天を仰いだ。
その時、彼女は何かを閃いたかのように目を大きく見開いた。
「剣に関しては?」
「剣?」
ザックは首を傾げた。
「これはどんな剣か、とか、この剣をこういう風に使いなさいよ、とか。そんな感じの剣に関する説明よ」
「説明…いや、特には。ただ、手入れは怠るな、とか、剣はみだりに抜いてはならない、とかしか…」
「それだけ?どんな剣かという説明さえなかったの?」
―そんな訳無いじゃない。
リリアは何を考えているのだ、といった表情で首を横に振ってこれ以上の調査を取り止めたのである。
「彼女は…」
「え?」
「メディナさんはあなたにクリスタルの話をした事があるの?」
「クリスタル…いや、全然。そもそもメディナさんがフール族だったという事でさえ聞いてなかったんだからさ。ましてやクリスタルの事なんて…」
ザックはリリアからの質問を否定すると、
「…それだけ僕が子供だったという事だよ…」
と、言って小さくため息を吐いた。
「そう…」
リリアは椅子に深く腰掛けて、天を仰いだ。
その時、彼女は何かを閃いたかのように目を大きく見開いた。
「剣に関しては?」
「剣?」
ザックは首を傾げた。
「これはどんな剣か、とか、この剣をこういう風に使いなさいよ、とか。そんな感じの剣に関する説明よ」
「説明…いや、特には。ただ、手入れは怠るな、とか、剣はみだりに抜いてはならない、とかしか…」
「それだけ?どんな剣かという説明さえなかったの?」
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- クリスタルクラッシュ11―14
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