届かなかったオモイ 第4話 (前回タイトルで、第3話が抜けました。失礼致しました)
今日も彼女は変わらない笑顔と声で、同じクラスにいる。
あれから何か行動をした事はない。ただ、彼女の一挙動、一声をココロに残すだけ…しかし想いは増すばかり………友達やクラスメートとの話でさえ、ほとんどが彼女の話になっていた。
そんな苦しい毎日を見かねてか?今日は中岸から放送部の見学に誘われた。
今では僕の学校の放送部はA・B・Cの3リーグになり、人気が上がれば上がるほど放送回数が増えるという大所帯な実力性クラブになっていた。彼女は当然!放送部Aで、その中でも『特SP』というVIP扱いだ!
そういう事で彼女の放送を生で見ることはできず、見学できたのは放送部Bの「ドレミ天国」という放送だった。 …凄かった!!
本当にこれがBクラスか!?と思うレベルの高さ!!DJの流れるトーク…完璧な時間割り…ココ!というタイミングのSE&BGMのカットイン!!……たった一回の放送で人を勇気づけたり、励ましたり……すっかり僕は魅了されてしまい、彼女に近づきたい!!という想いと共に放送部入部を決意した。
入部後…
新しい生活…初の挑戦が始まった。朝は開門と同時に門をくぐり、誰もいない音楽室でラジカセに向かい発声練習。昼は放送部B・Cの雑用係。夕方は日替わりで体操部、陸上部、コーラス部、文芸部に混じっての活動。それが終ればまたラジカセと発声練習。家に帰った後は今日の感想レポートと、番組構成、トークの組み立ての等の勉強。さらに発声練習……過酷な日々が続いた。
あれから何か行動をした事はない。ただ、彼女の一挙動、一声をココロに残すだけ…しかし想いは増すばかり………友達やクラスメートとの話でさえ、ほとんどが彼女の話になっていた。
そんな苦しい毎日を見かねてか?今日は中岸から放送部の見学に誘われた。
今では僕の学校の放送部はA・B・Cの3リーグになり、人気が上がれば上がるほど放送回数が増えるという大所帯な実力性クラブになっていた。彼女は当然!放送部Aで、その中でも『特SP』というVIP扱いだ!
そういう事で彼女の放送を生で見ることはできず、見学できたのは放送部Bの「ドレミ天国」という放送だった。 …凄かった!!
本当にこれがBクラスか!?と思うレベルの高さ!!DJの流れるトーク…完璧な時間割り…ココ!というタイミングのSE&BGMのカットイン!!……たった一回の放送で人を勇気づけたり、励ましたり……すっかり僕は魅了されてしまい、彼女に近づきたい!!という想いと共に放送部入部を決意した。
入部後…
新しい生活…初の挑戦が始まった。朝は開門と同時に門をくぐり、誰もいない音楽室でラジカセに向かい発声練習。昼は放送部B・Cの雑用係。夕方は日替わりで体操部、陸上部、コーラス部、文芸部に混じっての活動。それが終ればまたラジカセと発声練習。家に帰った後は今日の感想レポートと、番組構成、トークの組み立ての等の勉強。さらに発声練習……過酷な日々が続いた。
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