携帯小説!(PC版)

トップページ >> スポーツ >> ウイングボーイズ〜未来に羽ばたく男たち〜 7

ウイングボーイズ〜未来に羽ばたく男たち〜 7

[734]  長崎サムライ  2010-07-20投稿
タクシーの中は終始無言状態が続いたが、ようやくウイングスの球団事務所に着いた。

勝利が料金を運転手に手渡そうとしたとき、運転手が

「あっ、そうだ。あんたのサインばくれんね?」
とサインをねだったのであった。

勝利は久しぶりのサインねだりに少し驚いた後

「僕のサインでいいいんですか?」

と尋ね返すと運転手は

「あぁ、もしあんたが今後大活躍すれば、そのサインはうちの家宝たい。」

と言った。

(もしかして転売目的か?)

と勝利は少し用心深くしたが、運転手の頼みに応じた。

「じゃあ、これにサインしてくれんね?」

と手渡されたのは領収書の用紙だった。

(えーっ、色紙じゃねーのかよ。)

と勝利は心の中で思いながらも、とりあえず領収書の用紙にサインをした。

「ありがとさん。あっ、お金?いいよいいよ、オイからの出世払いたい。タダにしてやる。」

「えっ、いいんですか?」
と勝利も少し戸惑い気味だったが、とりあえず運転手にお礼を言いタクシーを降り、去っていくタクシーを球団事務所の前で見送るのだった。

感想

感想はありません。

「 長崎サムライ 」の携帯小説

スポーツの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス