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ホーリー・エディション?

[530]  @AKI  2006-08-30投稿
夜の町を歩く二人。
『ずぃぶん静かねぇ‥まだ9時にもなってナイのに‥★』
『そういえば、あの男ゴールド・タウンにいるって言ってたけど‥』
『フフンッ★じゃじゃ〜ん★』ティアラが取り出したのは地図だった。
『これなしで旅は出来ナイでしょっ★』
『助かるなぁ』
『そう★もっと言って★』
『あのなぁ…』
『あっ、あの汽車でいったら?』
『そうだな‥』(汽車に乗るなんて何年ぶりだろう)
『え〜っとぉ‥ゴ‥ゴールド…あった★860en…』
『高け〜なぁ〜』
そう言うと二人は汽車にのった。

『お客様‥切符の拝見を…』車掌に言われ切符を見せた。
『ありがとうございます』

『ねぇ★なんでぁの車掌‥アタシ達のほうチラ?見てくんのヨ!!』
『こんな時間に乗るのが珍しいからだろ』
『だって‥ずっとアンタの短剣ずっとみてたゎヨ?』
『気のせい?‥もう寝ようぜ…』
『ぅ…ん』二人は深い眠りについた。


その頃


『うぅ‥』目が覚めると、どうやら檻の中みたいだ。
『ここは…』
『目が覚めましたかお嬢さん』
『!!!』サラが振り向くと、あの男が檻の中に入ってきた。
『エル…貴方どうゆうつもり?』サラは睨みつけた。
『まぁ?そんな顔なさらずに‥美しい顔が台なしですよ』
『何が目的なの?貴方達は一体‥』
『ゴホンッ‥まぁ、落ちついて‥私達、泉研究所は世界で指折りに入る程のトップクラスの成績をもつ団体です。まず、貴方には人体実験を行ってもらう‥』
『そんなっ!!』
『きっと貴方はそのうち、想像を絶するような巨大な力を発揮するはずです‥』
『私は何も知らない!!貴方達の力にもならない!!!』
『そうか‥』そう言ったエルはサラの顔に触れた。
『!』軽い電光が走る。
『まっったく、貴方を連れて行くのは大変でした。何せ触れられないのですから‥』
『どうやって個々に?』
『まず貴方の首からかけていた石、ホーリーストーンは私が預かりました』『なっ!』
『そうすれば貴方のバリアも無くなり‥』
『‥でもそうだったら石を使えば!』
『そうでもなさそうです‥貴方には聖女の力がやどっている‥私と同じ黒い目をしているから』
そう言ったエルはサラの手を押さえた。

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