仕事帰りの叔父さんをつかまえて事情をきくわ！
美奈は駅で待ち伏せしていた。
もう夜の１１時なのにまだ帰る気配がない。
そういえば叔父さんは刑事だった。
どうしよう、帰ってこなかったら・・
すると見覚えのある姿が見えた、おじさんだ！
細い道に入ったのを見えて美奈は話かけた。
辰夫叔父さん！
どなたですか？私は横田美奈です。未来から来ました。
はっ？変な人、私に何か用ですか？
単刀直入に聞きます。
横田真理子は私の母です、美奈を家に帰さないのはなぜですか？
なぜ、知っているんだ？失礼じゃないか！
まあ良いだろう、未来からきたなんぞ信じちゃいないが、おおかた真理子にでも頼まれたんだろう！
美奈を生んでから病気になって退院したからって返せるわけないだろう。
ただでさえ一番上の子が小さいんだ！それに今だ病院通いじゃないか、返したって美奈がかわいそうだ。
弘之だって妹のようにかわいがっている。
じゃあ美奈ちゃんはお母さんに会えないままですか？お願いします、一度でいいから家に帰してあげて下さい。
このままだと美奈ちゃんもお母さんもかわいそうです！君は本当に美奈なのか？お願いします。
美奈は必死だった

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