君はもう僕のもの1
俺が彼女に惚れたのは
彼女が初めて俺が働くクラブに
来た時だった。
今まで媚びってくる女ばっかが
クラブに来ていたのに
彼女は誰にも媚びらなかった。
俺は同僚と心底驚いた。
と同時に、彼女に惚れ込んだ。
彼女はみゆという名前だった。
みゆが喜びそうなことは
すべてやりつくした。
番号も交換して
毎日会ったりする仲にまで頑張ってなった。
のに…
「あたし、彼氏できたんだ!」
俺は耳を疑った。
みゆから出てきた男の名前は
俺が嫌いな先輩の名前だった。
一緒に飲みに行って酔ったら
好きってキスして来たの嘘か?
俺は自惚れてたのか。
「よかったな。がんばれよ。」
そうとしか言えなかった…
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