ある星ある時ある国で
僕は独裁者だ。
僕の悪口を言う奴は許さない。陰口も許さない。
だから僕は人の心が読み取れる装置を博士に開発させたんだ。それをみんなにずっと頭にはめさせて、僕の悪口を心のなかででも言った奴の装置は爆発する。
装置を起動させたとたん、みんな死んじゃった。
仲良くしてたひとも、ずっと僕を褒めてくれてた大人もみんなだ。僕って馬鹿だよな。
だから今全然楽しくない。
ホントに僕は馬鹿だ …
そう呟いて僕はその装置を頭にはめた。
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