クリスタルクラッシュ7―?
リカルドはサクリスの言葉をさらりと受け流した。
「確かに。判断するのは私だな」
サクリスは小さく笑って髪を掻き上げると、
「しばし考えさせてくれ」
と、言った。
「わかりました。答えが出ましたら、城下の宿にいる私をお呼び下さい」
リカルドは小さく頭を下げて、立ち上がった。
「リカルド」
「は…」
「もしも君をここで捕らえて計画を阻止しようとしたら、どうなる?」
サクリスは顎を触りながら、挑むような目でリカルドを見た。
「その可能性も考慮してあります」
「何?」
「私が今日明日中に宰相府に連絡を入れなかった場合、計画は実行に移される手筈になっていますから」
リカルドは冴えた双眸に力を込めて、答えた。
「なるほど。外堀は全て埋まっているという訳か」
サクリスは大きく頷くと、
「明日、もう一度ここに来なさい」
と、言って小さく息を吐いた。
「は…」
リカルドはもう一度頭を下げて、静かに謁見の間から出て行った。
「はあっ!」
ザックは素早く後ろにステップしてメディナの剣をかわすと、一気に間を詰めて攻撃を加えた。
「確かに。判断するのは私だな」
サクリスは小さく笑って髪を掻き上げると、
「しばし考えさせてくれ」
と、言った。
「わかりました。答えが出ましたら、城下の宿にいる私をお呼び下さい」
リカルドは小さく頭を下げて、立ち上がった。
「リカルド」
「は…」
「もしも君をここで捕らえて計画を阻止しようとしたら、どうなる?」
サクリスは顎を触りながら、挑むような目でリカルドを見た。
「その可能性も考慮してあります」
「何?」
「私が今日明日中に宰相府に連絡を入れなかった場合、計画は実行に移される手筈になっていますから」
リカルドは冴えた双眸に力を込めて、答えた。
「なるほど。外堀は全て埋まっているという訳か」
サクリスは大きく頷くと、
「明日、もう一度ここに来なさい」
と、言って小さく息を吐いた。
「は…」
リカルドはもう一度頭を下げて、静かに謁見の間から出て行った。
「はあっ!」
ザックは素早く後ろにステップしてメディナの剣をかわすと、一気に間を詰めて攻撃を加えた。
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- クリスタルクラッシュ11―14
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