幼なじみ2(続編)
ガチャ
玄関へ向かうと、
「あら〜花ちゃん浴衣なんか着て〜!可愛いわ〜。お友達と花火大会?」
勇んちのお母さんだった。
「あ、勇に聞いてなかったですか?」
私は勇ママに聞いた。
「え…、勇、今日まだ部活から戻ってないけど…。行く約束してたの?やだ、勇ったら。」
ピロリ〜ン♪
持っていたケータイにメールが届いた。
『部活で遅くなる。待てなかったら友達と行ってきて。』
ケータイをパチンッと閉じ、勇ママに一言いった。
「勇が帰ってきたら思い切りひっぱたいて下さい。」
「任せといて。」
勇ママは大きく頷いた。
私は行く気満々で浴衣を着ている自分が恥ずかしくなり2階の部屋へ戻った。
頭にきてメールの返信すらしたくなかった。むしろケータイすら見たくなかった。
ケータイの電源を切り、浴衣を脱いでベッドへ倒れこんだ。
「アホ勇!大嫌いッ!」
と大声で叫んだ。
下の階のリビングでお母さん達がそれを聞いて笑っている。
「笑い事じゃないのに…」
私は不貞腐れたまま眠りについた。
玄関へ向かうと、
「あら〜花ちゃん浴衣なんか着て〜!可愛いわ〜。お友達と花火大会?」
勇んちのお母さんだった。
「あ、勇に聞いてなかったですか?」
私は勇ママに聞いた。
「え…、勇、今日まだ部活から戻ってないけど…。行く約束してたの?やだ、勇ったら。」
ピロリ〜ン♪
持っていたケータイにメールが届いた。
『部活で遅くなる。待てなかったら友達と行ってきて。』
ケータイをパチンッと閉じ、勇ママに一言いった。
「勇が帰ってきたら思い切りひっぱたいて下さい。」
「任せといて。」
勇ママは大きく頷いた。
私は行く気満々で浴衣を着ている自分が恥ずかしくなり2階の部屋へ戻った。
頭にきてメールの返信すらしたくなかった。むしろケータイすら見たくなかった。
ケータイの電源を切り、浴衣を脱いでベッドへ倒れこんだ。
「アホ勇!大嫌いッ!」
と大声で叫んだ。
下の階のリビングでお母さん達がそれを聞いて笑っている。
「笑い事じゃないのに…」
私は不貞腐れたまま眠りについた。
感想
感想はありません。
「 フラン子 」の携帯小説
- sound of you 63
- sound of you 62
- sound of you 61
- sound of you 60
- sound of you 59
- sound of you 58
- sound of you 57